NFTって最近よく耳にするようになった人も多いはず。
雑誌やTV等でも特集されるようになりましたね。
「小学生のNFT作品が高値で取引された」や「Twitterの最初のツイートNFTが高額で売れた。」等、もう聞き飽きましたが話題性はあるよね。
世界でも一部界隈では賑わっています。
BeepleのNFT作品は75億円で売れたり、Crypto Punksというドット絵NFTに数千万円の価値が付いたり2021年はNFT元年だったという有識者の方もいるほどです。
「なんでこんなイラストに価値が付くの?」
「唯一無二と言っても所詮JPEG」
なんて思っている人もたくさんいると思う。
では世界を引っ張る企業達はNFTをどのポジションとして捉えているのか。
今回はNFTと既に向き合っている一部企業達をまとめます。
株式投資をしてる人もあなたが投資している企業が携わってる以上、知っていて損のない内容だと思うので暇な人は最後まで読んでいってください。
AMAZON
何度か僕のインスタグラムのストーリーズで流したことがある「Blankos Block Party」
AMAZONの「Prime Gaming」というサービスでAMAZON Prime会員ならできるゲームです。
上の写真はPrime Gamingのマーケットプレイスで売られているNFTです。
AMAZONのサービス上でNFTを売買することもできます。
Prime Gamingは他のゲームも展開していて今後NFTゲームがどんどん出てくると思っています。
Blankos Block Party はBurberryとタックを組んだことでも話題になりました。
https://hypebeast.com/jp/brands ソースリンクはこちら
Netflix
Netflixもゲームを始めましたね。「Netflixゲーム」
NetflixもNFT事業を立ち上げるかもしれません。
ここからは僕の妄想ですが、Netflixはオリジナルコンテンツをたくさん持ってますよね。
「ストレンジャー・シングス」
「イカゲーム」
「愛の不時着」
人気オリジナル作品がNFTゲームとしてNetflixゲームで遊べるようになったら面白いだろうなと、個人的に少し期待しています。
人気作品が多いのでオリジナル作品に絡めたNFTマーケットプレイスも相性が良さそう。
NIKE(ナイキ)
NIKEはNFTコレクターグッズの世界に飛び込んできて話題になりましたね。
NFTスタジオである「RTFKT」を買収しました。
上記の画像はRTFKTのプロジェクトである「clone X」
「clone X」はRTFKTと村上隆氏のコラボで生まれたNFTです。
ファッション業界も各々NFTに参入してきていますね。
・Burberry
・Gucci
・Dolce&Gabbana
まだまだたくさんあるけどきりがないのでこの辺で。
なぜファッション業界の有名ブランド達がNFTへ参入しているのか。
それは「メタバース」が大きくかかわってきます。
ファッション業界とNFT
SDGsの浸透もあり、ファッション業界は環境問題を抱えています。
コットンや天然素材を栽培するなら大量の水が必要だし、ポリエステル素材で石油を使用する場合は工場等で大量の二酸化炭素を発生させています。
メタバースは「第二の自分」を作れる場でもあります。
コンプレックスを感じている容姿や、ボディを自分が成りたかったスタイルへ変換して環境に溶け込むことができます。
アバターも裸というわけにはいかないのでファッションとしてみんな服や靴そ装備します。
NFTがそれぞれのパーツになっていて現実世界のようにマーケットプレイスで衣類を売買することができます。そしてNFTなので現物とは違い衣類の消耗もありません。
マーケットに流す量をブランド側が決めてNFTを流通させたら、そこに需要が発生して価格が吊り上がっていくのが予想されます。
そしてNFTは現物と違って消耗しないし、2次流通で手数料を貰うことができる。
例えばフリマで誰かがそのブランドの衣類を売ってもブランド側にはお金が入ってきません。
でもNFTなら2次流通でもお金が入るので1度NFTを作り、それが未来も持続的に売買されるのであれば一生お金を生む装置になります。
これからどんどんこの流れは加速すると思うので楽しみですね。
adidas
adidasは積極的にNFTへ参入していますよね。
「Bored Ape Yacht Club」とコラボしてパーカーやトラックスーツなどの限定商品のNFTを販売しました。購入者はメタバースへの限定アクセス権を入手できます。
上記の画像が「Bored Ape Yacht Club」です。
この猿のイラストNFTが1つ3,000万円以上で売買されています。
adidasがBored Ape Yacht Clubとコラボして作ったNFTはこちら
最初0.2ETHで販売されましたが、現在最低価格1.2ETHなのでETH建てで見たら6倍になっています。
僕は早押し大会参加したけど無理でした。
このNFTにはメタバースへの限定アクセス権もついています。
adidasはメタバース事業も既に進めています。
adiVerse
adiVerseは「adidas×メタバース」の造語です。
「The Sandbox」というユーザー主導のゲームプラットフォームにadidasが土地を購入しました。
The Sandbox の土地にadiVerseを作りユーザー体験をさせてくれるそう。
どんな仕上がりになるかは不明ですが、現実にあるショールームだったりアトラクションが配備されるのは間違いないと思います。
そのうちメタバースインフルエンサーやメタバースモデルが現れてadiVerseでファッションショーやコンサートをする日が来るかもしれませんね。
Shopify
ShopifyはEコマースプラットフォーム企業です。
簡単にオンラインストアが開設できるのでD2C等のビジネスモデルと相性が良いです。
Shopifyは売り手がNFTを同じプラットフォーム経由で販売することを可能にしました。
NBAのシカゴ・ブルズがShopifyのオンラインストアで初のNFTを販売しました。
Shopifyが展開するNFT事業の良さはクレジットカードおよび暗号通貨を使用してストアからNFTを購入できるようになり、暗号資産の決済処理サービスと接続して暗号通貨を受け付けられること
Shopifyが複数のブロックチェーンに対応しているので、いずれは製品や顧客層に応じて、どのブロックチェーンで販売するかを選択できるようになる。これも大きなポイント!
ニューヨーク証券取引所
米NY証券取引所は米国特許商標庁にNFTや暗号資産取引サービスを提供するマーケットプレイスの商標登録を提出した。あのニューヨーク証券取引所もNFTに乗り込んできます。
VRやARなどのメタバース関連技術も採用する見込みだそう。
ソースはこのツイートにあります。
簡単に書くとOpenSeaみたいなマーケットプレイスにしたいようです。
その上で暗号資産の取引をする商標も登録するのでコインベース見たな感じになっていくのかなと個人的には思っています。
SNSとNFT
NFTはSNSとの相性も良いです。
当然もうすでにNFT導入が各SNSで始まっています。
ひとつひとつ解説すると疲れるのでSNSはまとめて書いていきます。
最後にインスタグラムとNFTについて少しだけ書きます。
Twitterは「Twitter Blue」というサービスでプロフィールアイコンをNFTに替えたり、そのプロフィールアイコンをタップしたらOpeanSeaに飛べるような仕組みができています。
NFTアイコンにすると6角形になります。
タップするとこんな画面が出てきます。
画像右側に作者の項目があり、右斜め上の矢印を押すとOpeanSeaに飛べます。
飛ぶことにより「ウォレットにそのNFTは入っているので所有している。」という証拠にもなります。
NFTアイコンにすることでその人のウォレットに飛べるので、そのアカウントに紐づいたウォレットの中にどんなNFTが入っているのか丸見えになります。
つまり、そのアドレスにおいてですがあなたの趣味やNFT保有資産がバレます。
やってみたい人はどうぞ
また、ジャック・ドーシー氏が自身のツイートをNFT化して約3億円の価値が付いたと話題になりましたね。このツイート売買に利用したのが「Valuables」です。
BINANSEのCEO、CZ氏のツイートは約4.3ETHの値段が付いています。
いろんなツイートが売っているので見ているだけでも面白いですよ。
TikTok
TikTokはもうすでにインフルエンサーのNFTを購入することができます。
「TikTok Top Moments」
NFTはETHブロックチェーンを利用したものが多く、1回の取引にかかるガス代が高いです。
一時期高騰して取引1度に対して3万円以上ガス代がかかることもありました。
ガス代の価格が高すぎると損した気分になりユーザーの購買欲もう薄れます。
TikTokは「ImmutableX」を使っています。
ImmutableXは説明すると長すぎるので今回は割愛します。
どうしても仕組みを知りたい方は過去投稿しているのでこちらを読んでください。
TERUBOU保有者限定ですが、読みたい人はPW教えてくれとDMください。
ImmutableXはTikTokも利用してますが「VeVe」も今後移行開始したようです。
VeVeはディズニーのNFTを販売しています。
では最後に我らがインスタグラムのNFTについて解説しますね
インスタグラムではNFTが使えるようになるという情報をたまに見かけますね。
そして本日マーク・ザッカーバーグ氏がSXSWでNFTについて発言したという記事が出ていました。
https://coinpost.jp/?p=330467
近いうちにInstagramにNFTが実装されることがほぼ確定となりました。
・Instagramアプリ内でNFTの発行
・NFTプロフィール画像
他にはどんな構想がインスタグラムにあるのか。
記事を少し解説しますね。
Instagramのアバター
Instagram Avatars Have Arrived. Here’s What It Means
インスタグラムのアバターが登場。その意味するところはここにある
上記のリンクをクリックすればソースページに飛びます。
知ってる人も多いと思いますが、インスタグラムでアバターを設定できるようになりました。
“アバターは、メタバースにおける個人のアイデンティティの未来のための重要なビルディングブロックです。”だそうです。
インスタグラムはメタバースを意識しています。
また、アバターは自分の「デジタルグッズ」を持つことができ、バックパックや財布、ポケットに無限に収納することができます。これは今後アバターに装着することのできる備品がどんどん出てくるということですね。
アバターには性別設定が無くなりたい自分を作れます。
女性を表現したければそれ風の装備品で周りを固めることになりますね。
NFTってことは暗号資産つかうのか
本来はDiemのブロックチェーンを使いNoviのウォレットを実装する予定だったと思います。
でもFacebookはDiem計画を断念してしまいましたね。
そうなるとNFTを利用するに当たりどのブロックチーンを利用するのか。
また何のウォレットを使うのかが気になってくる人も多いと思います。
僕はどのブロックチェーンを使いどのウォレットを使うのかについて信憑性の高いソースを持っていますがここでは書きません。
今後インスタグラムでは「NFT・アバター・ブロックチェーン」がカギになってくるはずです。
僕は何個かシナリオがあってその妄想劇場はTERUBOU保有者限定記事として書きます。
特にインフルエンサーの立ち回り方が変わってくるの、でこの妄想劇場は1つのシナリオとして知っておいて損のない内容に仕上げます。
TERUBOUは OpenSeaで購入していただき、僕のインスタグラムに連絡を頂ければPWをお渡しします。
まとめ
あなたが株式投資している企業はNFTの事業を立ち上げていましたか?
GAMAM含め巨額の資産を持っている企業達がNFTの事業を展開しようとしている
今株しか触ってない人も今後目にするであろうブロックチェーンやNFTを勉強して内容を少しでも理解することで個別株投資にも活きてくると思いますよ。
紹介するの面倒になり省いた企業もたくさんありますが、今世界の風向きはどうなのかが見えてきたのではないでしょうか。
NFTはまだ市場としてはしょぼいですがあらゆるものに利用されてインフラになっていくと僕は思っています。そのうちNFTという言葉を使わなくてもみんな利用しているようになるはずです。
最後に今後のInstagramについて深堀したTERUBOU限定記事ですが読みたいという人が多かった場合現在所有者と差別化する形で公開しようと思います。どんな方法で公開するかはその時考えます。
続きが気になった人はDMくださいな。